谷本寛治編著『ソーシャル・エンタープライズ―社会的企業の台頭― 』 中央経済社、2006年2月刊行、2,800円 本書は、社会的な課題の解決を事業として取り組むソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)の新しい動きを検討し、その切り開く可能性と課題について考えていくものである。ソーシャル・アントレプレナーシップ(社会的企業家精神)をもった事業家は、様々な事業形態やスタイルで、今解決が求められている様々な社会的課題に対して、市場や社会から資源を集め、新しい仕組みを提示したり、新しい社会サービスを提供したりすることを通してソーシャル・イノベーションを生み出している。世界的に広がりつつある社会的企業について、企業と社会の視点から、広くその背景、現状、理論、課題について具体的なケースを踏まえながら考えていく。 ■第1章 ソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)の台頭 [谷本] ■第2章 ソーシャル・イノベーションが変える社会 [大室] ■第3章 アメリカにおけるソーシャル・イノベーション・クラスターの展開[土肥・谷本] ■第4章 ソーシャル・アントレプレナー(社会的企業家)とは何か [土肥] ■第5章 ソーシャル・ファイナンスの開発:オルタナティブな金融 [唐木] ■第6章 イギリスにおけるソーシャル・エンタープライズと市場社会 [大室・谷本] ■第7章 日本におけるソーシャル・エンタープライズの胎動 [土肥・唐木・谷本] ■第8章 ソーシャル・エンタープライズの可能性:まとめ [谷本] ■執筆者: 谷本 寛治 (一橋大学大学院商学研究科教授) 唐木 宏一 (一橋大学大学院商学研究科ジュニアフェロー) 大室 悦賀 (一橋大学大学院商学研究科博士課程) 土肥 将敦 (高崎経済大学地域政策学部専任講師) ■書評・紹介 2006年2月20日(月) 日刊工業新聞 2006年3月14日号 週刊エコノミスト 2006年4月9日(日) 日本経済新聞 2006年4月 NPOジャーナル13号 (評者:前田佐保)
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