第4回ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリングにおける  「第3回ソーシャル・ビジネス・アワード授賞式」開催レポート
ギャザリング
第3回「ソーシャル・ビジネス・アワード」授賞式 開催報告 2008/10/01 
9月19日(金)18:00〜19:10

ソーシャル・ビジネス・アワード授賞式において、社会性・事業性・革新性に優れた社会的事業の表彰を行いました:





今年の受賞者は以下の通りとなりました:
■ソーシャル・ビジネス賞
最優秀賞   「つなげる糸リサイクル・プログラム」(パタゴニア日本支社、帝人ファイバー
         株式会社)
優秀賞     「障害者クロネコメール便配達事業」(財団法人ヤマト福祉財団、ヤマト運輸
         株式会社)
■ソーシャル・ベンチャー・ビジネス賞
優秀賞     「子育てタクシー事業」(NPO法人わははネット)
優秀賞     「合鴨農業プロジェクト」(古野農場(古野隆雄))
■ソーシャル・エコビジネス賞
環境大臣賞  「P&Pリサイクルシステム【新庄方式】」(株式会社ヨコタ東北、NPO法人
         たんぽぽ作業所、社会福祉法人山形県手をつなぐ育成会「友愛会」)
優秀賞     「生ごみの堆肥化による地域のごみ減量と地域循環型社会の構築への
         貢献」(NPO法人伊万里はちがめプラン、マックスバリュ九州株式会社
         伊万里駅前店)



【授賞プロジェクトの紹介】
■    ソーシャル・ビジネス賞 最優秀賞
「つなげる糸リサイクル・プログラム」(パタゴニア日本支社、帝人ファイバー株式会社)
    代表者 パタゴニア日本支社長 ビル・ウアーリン氏
    URL   http://www.patagonia.com/web/jp/home/
    所在地 神奈川県鎌倉市
○事業内容
 着古した衣料品を店頭等で回収した上でパートナー企業においてリサイクルし、再び
 自社製品の原料として使用するプログラムです。回収対象はポリエステル製下着、
 フリース製品(自社製品およびポーラテック・フリース製他社製品)、コットンTシャツ
 で、2008年秋からナイロン6製品が加わります。全製品に占める回収対象製品率は
 2009年春時点で42%の予定です。
○選定理由
 消費者に環境について考える機会を提供し、リサイクル率の上昇を促しながら普及し
 ていること。独自の技術を使った日本発の取組で完全循環型の仕組みを構築してお
 り、国際的なインパクトも強いこと。


 
■    ソーシャル・ビジネス賞 優秀賞
「障害者クロネコメール便配達事業」(財団法人ヤマト福祉財団、ヤマト運輸株式会社)
    代表者 財団法人ヤマト福祉財団理事長/ヤマトホールディングス株式会社
          取締役会長 有富慶二氏
    URL   http://www.yamato-fukushi.jp/
    所在地 東京都中央区
○事業内容
 クロネコメール便は、毎日630万通のうち、約70%を4万6千人の健常者と、障がいの
 ある人達が配達しています。この事業は、地域でできる仕事として、8月末現在、全
 国275施設、1,007名の障がいのある方々が従事するまでになりました。事業開始か
 ら4年、約1割の方がこのメール便配達で自信をつけて、一般の会社へ就職していま
 す。
○選定理由
 本業を通じたソーシャル・ビジネスとしてビジネスモデルの発展可能性を考えると、社
 会的価値創造の広がりが大きいこと。全国地域で展開されており、障がい者の雇用
 率を上げることに大きく貢献していること。



■    ソーシャル・ベンチャー・ビジネス賞 優秀賞
「子育てタクシー事業」(NPO法人わははネット)
    代表者 NPO法人わははネット理事長 中橋 恵美子氏
    URL   http://www.npo-wahaha.net/
    所在地 香川県高松市
○事業内容
 子育て家庭と向き合う活動の中で、移動に困っている親子や妊婦の話を聞き、タク
 シー事業者に「子育てに優しいタクシー事業」についての企画を提案。2004年地元タ
 クシー事業者と「子育てタクシー事業」をスタート。2006年全国子育てタクシー協会を
 発足。事務局を担う。現在15道府県51社が加盟し、約600名のドライバーを育成し
 ています。
○選定理由
 子育て現場のニーズを汲み取り、規制も多く保守的なタクシー業界との関わりの中
 で統合型のサービス提供をしていること。地域に根ざしつつ広がりを見せており、社
 会的インパクトも大きいこと。



■    ソーシャル・ベンチャー・ビジネス賞 優秀賞
「合鴨農業プロジェクト」(古野農場(古野隆雄))
    代表者 古野隆雄氏
    URL   http://blog.aigamokazoku.com/
    所在地 福岡県嘉穂郡
○事業内容
 水田の合鴨は雑草や害虫を食べ糞は稲の養分になります。この稲作と畜産の創造
 的統合を「合鴨水稲同時作」と言います。アジア各国にこの技術は広がっています。
 中国では20万ha(2004)で、これは同年の九州の稲作付面積に匹敵します。この技
 術は技術的合理性と経済的合理性を兼備しています。同氏は1988年以来この「技
 術の創造と普及」を試行錯誤しながら続けています。
○選定理由
 地球への負担が低い農法を確立し、新しい環境共生型農業のビジネスモデルを構
 築していること。アジア地域で本モデルを採用する農家も見られ静かに広がりつつあ
 り、国際的にもインパクトが大きいこと。



■    ソーシャル・エコビジネス賞 環境大臣賞
「P&Pリサイクルシステム【新庄方式】」(株式会社ヨコタ東北、NPO法人たんぽぽ作業所、社会福祉法人山形県手をつなぐ育成会「友愛会」)
    ○株式会社ヨコタ東北
     代表者 代表取締役 横田 健二氏
     URL   http://www.yokota-co.co.jp/
     所在地 山形県新庄市
    ○NPO法人たんぽぽ作業所
     代表者 理事長 森 徳康
     所在地 山形県新庄市
    ○社会福祉法人山形県手をつなぐ育成会「友愛会」
     所在地 山形市小白川町
○事業内容
 ヨコタ東北は、NPO法人「たんぽぽ作業所」、社会福祉法人山形県手をつなぐ親の
 会「友愛園」、地域住民と協働して、食品トレーリサイクル「新庄方式」を稼働し、環境
 と福祉・教育の融合した社会の構築に取り組んでいます。現在、この取り組みは、4
 府県8施設で行われ、ますます広がりをみせています。
○選定理由
 エコシステムを身障者雇用と結びつけたことによる2重の社会性があり、リサイクル
 ビジネスとしての継続性があること。市民参加を促すことで市民へのリサイクルに対
 する関心喚起や障がい者への理解促進を図っていること。



■    ソーシャル・エコビジネス賞 優秀賞
「生ごみの堆肥化による地域のごみ減量と地域循環型社会の構築への貢献」(NPO法人伊万里はちがめプラン、マックスバリュ九州株式会社伊万里駅前店)
    ○NPO法人伊万里はちがめプラン
     代表者 理事長 福田 俊明氏
     URL   http://hachigame-plan.org/
     所在地 佐賀県伊万里市
    ○マックスバリュ九州株式会社伊万里駅前店
     代表者 マックスバリュ九州(株)代表取締役社長 築城政雄氏
     URL   http://www.mv-kyushu.co.jp/index.html
     所在地 佐賀県伊万里市
○事業内容
 生ごみを、税金で燃やすことの“もったいなさ”に気付いた市民が生ごみの堆肥化、
 廃食油の燃料化、有機農業、菜の花プロジェクトなどの活動による食資源循環を推
 進し、それらの実践的体験を通じて、小中高校生や全国各地の市民団体に対して環
 境保全啓発運動を展開するとともに、地域の観光資源と連携し体験型エコツーリズ
 ムの実現を目指しています。
○選定理由
 企業のCSR活動とNPO・地域による事業活動を通じて実現した取り組みであり、それ
 ぞれの役割分担が明確で、いい流れが構築されていること。廃棄物処理という課題
 を解決する一方、堆肥による農業振興につながっていること。



授賞式後半には、昨年度「マイクロソフト奨励賞」受賞事業「クリックから世界が変わる!「イーココロ!」」のユナイテッドピープル株式会社代表取締役 関根氏と審査委員田中氏との対談も行われ、昨年度受賞後からの活動報告が行われたほか、社会的企業家の皆様へのメッセージが送られました。

本アワードの協賛社であるマイクロソフト株式会社ホームページにて、対談の詳細が紹介されているほか、特別対談としてマイク ハニガン氏 (Give Something Back Business Products) とジムフォスター氏 (マイクロソフト株式会社)による対談の様子も紹介されています。 
詳細はこちら⇒

BACK PAGETOP
ご利用規約 プライバシーポリシー
© 特定非営利活動法人 ソーシャル・イノベーション・ジャパン (SIJ)                   〒107-0062 東京都港区南青山1-20-15 Rock 1st 3F TEL: 03-6820-6300                   E-mail info@socialinnovationjapan.org