★第4回「ソーシャル・ビジネス・アワード」報告★ 9月4日(金)18:00〜19:10 ソーシャル・ビジネス・アワード授賞式において、社会性・事業性・革新性に優れた社会的事業の表彰を行いました。 今年の受賞者は以下の通りとなりました: ■ソーシャル・ビジネス賞 最優秀賞 「地雷除去機開発による地雷除去への取り組み」(山梨日立建機株式会社) 優秀賞 「通信販売分野におけるグリーンコンシューマー拡大プロジェクト」(株式会社カタログハウス) ■ソーシャル・ベンチャー・ビジネス賞 最優秀賞 「過疎地域における福祉用具開発・製造」(中村ブレイス株式会社) 優秀賞 「アトリエインカーブ」(社会福祉法人素王会) ■ソーシャル・エコビジネス賞 環境大臣賞 「地球温暖化問題解決のための自転車を活用したNPOによるPFI型都心の駐輪施設整備プロジェクト」(NPO法人タウンモービルネットワーク北九州」 優秀賞 該当事業なし ■奨励賞 食品リサイクルと養豚・農業生産の同時展開が生み出す自然で安全な食料生産システムの確立(有限会社えこふぁーむ) 映画を中心とした芸術文化のまちづくりとそれを推進する仕組みづくり(NPO法人宮崎文化本舗) 林業を中心とした地域を発展させる複合的サービス事業(NPO法人森の生活)
※受賞式の動画は、こちらからご覧いただけます! 【授賞プロジェクトの紹介】 ■ソーシャル・ビジネス賞 最優秀賞
「地雷除去機開発による地雷除去への取り組み」(山梨日立建機株式会社) 代表者 代表取締役 雨宮 清氏 URL http://www.hitachi-kenki.co.jp/ 所在地 山梨県南アルプス市
○事業内容 豊かで平和な大地への復興〜大地よ蘇れ〜。20分に1人を死傷させ、子どもたちの家族、未来の夢を一瞬に奪う悪魔の兵器、地雷。明日にも亡くす命を守りたい。開発を始めて15年目の今日、地雷除去機は世界5カ国で68台が稼動し、地雷原が肥沃な大地に生まれ変わり、野菜、お米、果物が溢れ、住民が自立し、子供たちの笑い声に溢れ、大地が蘇っていきます。この姿は見る人が自然と目を細めるものです。 ○選定理由 日本人らしい「ものづくり」の技術を活かして国際的課題解決を図っていること。地雷源の浄化だけでなく、浄化後の土地を有効活用して現地の人々の自立支援まで行う、ハード・ソフト両面の取り組みを継続して行っていること。
■ ソーシャル・ビジネス賞 優秀賞 「通信販売分野におけるグリーンコンシューマー拡大プロジェクト」(株式会社カタログハウス) 代表者 代表取締役社長 高橋 章氏 URL http://www.cataloghouse.co.jp/index.html 所在地 東京都渋谷区 ○事業内容 「小売業として、なるべく地球に迷惑をかけずに、長く愛用できる商品を販売したい」これがカタログハウスの考え方です。地球温暖化時代の「買い物ガイド」として、内外の掘り出しモノを、「通販生活」でご紹介しています。商品を末永く使っていただくために、専門の修理部門「もったいない課」を社内に設置しています。 ○選定理由 修理やリユースも行うことにより大量消費に対するアンチテーゼを示しながら、本業を通してグリーンコンシューマーの拡大に資していること。メディアを有効に活用し、メッセージ性のあるマーケティングを展開していること。 ■ソーシャル・ベンチャー・ビジネス賞 最優秀賞 「過疎地域における福祉用具開発・製造事業を基盤にした地域振興プロジェクト」(中村ブレイス株式会社) 代表者 中村 俊郎氏 URL http://www.nakamura-brace.co.jp 所在地 島根県大田市
○事業内容 人口約400人、過疎化の進む島根県大田市大森町で35年前に創業し、義肢装具・人工乳房などの人体補正具の開発・製造を行っています。世界的評価も高い技術であり、国際特許も有しています。地域での安定した雇用を生み出すほか、利益を地域の町並み再生・保存、石見銀山遺産継承、国際交流に活用しています。 ○選定理由 過疎化が進む地にあって、世界最高レベルの「ものづくり」に取り組み、地域雇用を生み出しているにとどまらず、その活動をベースに町並み再生・保存(地域活性化)など地域活性の運動を推進していること。 ■ソーシャル・ベンチャー・ビジネス賞 優秀賞 「アトリエインカーブ」(社会福祉法人素王会) 代表者 理事長 今中 博之氏 URL http://incurve.jp/top.html 所在地 大阪市平野区
○事業内容 創造性豊かな知的障がいがあるひとが、芸術的才能を活かしてアーティストとして独立することを目指しています。作品は現代アートとして、ニューヨークのギャラリーで展示・販売され、彼らの収入に繋がっています。日本の美術館では展覧会が開催され、デザイナーであるスタッフが作品をもとにつくったオリジナルグッズも展開しています。 ○選定理由 知的障害を持つアーティストの「独立」を目指し、商品そのものの競争力を高め、出展戦略を練り、販路開拓を行っていること。現代アートとして事業性を確保していること。 ■ソーシャル・エコビジネス賞 環境大臣賞 「地球温暖化問題解決のための自転車を活用したNPOによるPFI型都心の駐輪施設整備プロジェクト」(NPO法人タウンモービルネットワーク北九州」 代表者 植木 和宏氏 URL http://www.npo-ktmn.com/ 所在地 福岡県北九州市
○事業内容 持続可能な活動を支えるのは「適正な収益事業成立」による原資確保です。TMNでは、サイクルシェアや自転車駐車場整備事業など公費財源を使わない「ミニPFI事業」を実施しています。得た利益により従来の枠組みを超えた柔軟な発想で様々な社会システムを構築し、過度なクルマ利用を抑制することで、C02等による環境負荷の低減を目指しています。 ○選定理由 放置自転車の管理事業等を行政・企業・NPOのパートナーシップによって取り組み、自転車利用を促進することで地球温暖化問題解決に資していること。町の雰囲気まで変えるまちづくりの推進や高齢者の雇用機会創出も行っていること。 ※本年度のソーシャル・エコビジネス賞「優秀賞」の該当事業がいないため、表彰は見送らせて頂きました。
■奨励賞 食品リサイクルと養豚・農業生産の同時展開が生み出す自然で安全な食料生産システムの確立(有限会社えこふぁーむ) 代表者 中村 義幸氏 URL http://www.ecopig.jp/ecofarm/index.htm 所在地 鹿児島県肝属郡
○事業内容 食品残渣を活用し、黒豚放牧による環境負荷の小さい循環型農畜産業を実践。 荒廃山林や耕作放棄地を黒豚の鼻耕法や排泄物で肥沃な土壌に回復させ、無農薬野菜を栽培・出荷しつつ、次世代の為に広葉樹の植林による水涵養にも取り組んでいます。オーベルジュ「森小休」を併設し、都市と農村、消費者と生産者の交流を実施しています ○選定理由 環境保全型農業を目指し、高付加価値の養豚事業を確立しながら、地域性を活かしたグリーンツーリズムに取り組むなど、事業の更なる将来的展開が期待されること。
映画を中心とした芸術文化のまちづくりとそれを推進する仕組みづくり(NPO法人宮崎文化本舗) 代表者 石田 達也氏 URL http://www.bunkahonpo.or.jp/top.htm 所在地 宮崎県宮崎市 ○事業内容 宮崎文化本舗は、映画祭以来の集客、チケット販売管理、広報、関係機関への後援・協賛の依頼や調整のノウハウを活かして事務局代行など市民活動の支援を行っています。支援を受ける市民団体は、的確なノウハウの確保による活動の成功へつながり、宮崎文化本舗にとっては、ネットワークの拡大や実績がその他の事業につながる利点となっています。 ○選定理由 事務局代行業務を請け負った先の団体組織の運営が目覚しい成果を挙げており、市民プロデューサーとして優れた中間支援機能を発揮していること。日本では極めて少ないビジネスモデルであり、今後の広がりが期待されること。
林業を中心とした地域を発展させる複合的サービス事業(NPO法人森の生活) 代表者 奈須 憲一郎氏 URL http://forestlife.dreamblog.jp/ 所在地 北海道上川郡 ○事業内容 持続可能な社会を目指し、健康的で環境に配慮したライフスタイル=森の生活を創造、発信することをミッションに、間伐などの林業体験から精油づくり、森林療法的な体験まで幅広い体験事業、間伐材を有効活用した北海道モミ精油などの製造販売事業、都市と山村との交流宿泊施設の運営事業の3事業を展開しています。 ○選定理由 行政の林業施策の一環として運営を担っている製油製造販売事業と併せ、林業体験事業・ツーリズム事業という第3次産業側から林業を支える事業を展開していること。林業の再生と地域の活性化が環境保護に繋がっており今後の発展が期待されること。 【ソーシャル・ビジネス・アワード実施概要】 主 催 特定非営利活動法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ) 後 援 環境省 協 賛 株式会社損害保険ジャパン、株式会社ディグ 奨励賞協力 株式会社アットマークラーニング、ソーシャル&エコ・ビジネス総合情 報サイト「Social Ecoo」、NGO大地を守る会/株式会社大地を守る会
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