SIJでは、三鷹市において、市民、教育、研究機関、事業者と市との協働による、「地域の新しい学びの場」である三鷹ネットワーク大学の自主企画講座の1つを、SIJのネットワークのもとで、以下のような主旨に基づき、全6回の講座を行いました。 ■講座主旨
環境、福祉、教育等、さまざまな社会的課題を抱える現代社会。それらの解決は政府・行政のみに委ねることは困難であり、私たち自身が積極的に関わることが求められている。それらの課題に事業として取り組むものがソーシャル・エンタープライズ=社会的企業である。 社会的な商品やサービスを供給し対価を得る、ビジネスを通じて社会を変えていく社会的企業が、欧米、そして日本でも注目を集めている。社会的企業は、株式会社、NPOなど形態を問わない。 (1) 社会性=社会的な課題の解決に資することを事業活動のミッションとする、 (2) 事業性=社会的事業を責任もって継続的に進めている、 (3) 革新性=社会に新しい価値を提供し従来の社会経済システムを変革していく 可能性を示している、の3つの特性すべてを持つことが、その特徴である。 社会的企業の中核で事業を進めていくものが、ソーシャル・アントレプレナー=「社会的企業家」である。彼らは特別な人たちではない。実際に事業活動を展開している社会的企業家に接し、話を聞くことで、社会的企業家になって日本を変えていくためのヒントが得られるかもしれない。 本講座では、「想いをかたちに」をキーワードに、6回のシリーズで社会的企業家という生き方と、アイディアを事業に結びつける発想、ノウハウについて考える。6回のシリーズは、@総論=この領域に詳しい一橋大学大学院谷本教授による講義を聞き、社会的企業についての全体像・イメージを得る、Aケーススタディ=4人の社会的企業家を迎えて起業の経緯・事業内容・運営上の苦労と楽しみ・今後の展望を聞き、具体的な事業活動の示唆を得る(講演と質疑応答)、B グループ・ディスカッション=各受講者の考える社会的企業の事業プランを発表し、ディスカッションを行いその実践を展望する、の3つのパートからなる。 ■ カリキュラム
第1回 11月11日(金) 19:00〜20:30 講師 谷本寛治 特定非営利活動法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン代表理事/一橋大学大学院商学研究科教授 タイトル 社会的企業家とは?日本における可能性
第2回 11月18日(金) 19:00〜20:30 講師 日野公三 株式会社アットマーク・ラーニング代表取締役/美川特区アットマーク国際高等学校校長 タイトル ケーススタディ1. ホームスクール
第3回 11月25日(金) 19:00〜20:30 講師 駒崎弘樹 特定非営利活動法人フローレンス代表理事 タイトル ケーススタディ2. 子育て支援:病児保育
第4回 12月2日(金) 19:00〜20:30 講師 石川治江 特定非営利活動法人ケアセンターやわらぎ代表理事 タイトル ケーススタディ3. 介護・支援
第5回 12月9日(金) 19:00〜20:30 講師 谷口奈保子 特定非営利活動法人ぱれっと理事長 タイトル ケーススタディ4. 障害者福祉・支援
第6回 12月16日(金)19:00〜20:30 講師 唐木皓市 特定非営利活動法人ソーシャル・イノベーション・ジャパンフェロー タイトル 「今日本に求められる社会的企業家とは?」〜取り組むべき社会的課題は何か、どうビジネス化するか〜
■ 会場 三鷹ネットワーク大学 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3−24−3 三鷹駅前協同ビル3階
■ 定員 先着15名まで
■ 受講料 10,000円(全6回) |